阿蘇くまもと空港における当社製「伸縮式誘導通路(PBR)」の導入について

2025.06.18

〜国際旅客数の大幅増加に伴い、利便性と快適性の向上に貢献〜
当社では、航空機の運航に付帯する製品の開発・製造・販売およびメンテナンスを通じて、空港インフラの機能強化と利便性向上に貢献してまいりました。
このたび2025年3月20日より、熊本空港株式会社様により、阿蘇くまもと空港の1番スポット(オープンスポット※1)において、
当社製「伸縮式誘導通路(Passenger Boarding Roof、以下PBR)」をご導入いただきました。
PBRは、雨天時や強い日差しといった天候の影響を軽減し、搭乗・降機時の旅客動線の快適性を高める設備として、旅客サービスの品質向上に寄与するものです。
阿蘇くまもと空港では、2023年3月23日に新旅客ターミナルビルが開業、さらに2024年10月26日には第2期整備エリア「そらよかエリア」も開業するなど、施設機能の充実が進められてきました。
熊本県の発表によれば、2024年度の旅客数は国内線317万人(前年305万人)、国際線47万人(前年23万人)と、すでに過去最多であった前年度実績を上回っております。
旅客数の増加要因としては、新型コロナウイルス感染症からの回復によるインバウンド需要の回復(韓国・香港便の就航)に加え、
台湾積体電路製造(TSMC)社による熊本工場建設を契機とした台湾における熊本県の認知度向上、さらには国際線貨物施設の整備計画の進展などが挙げられます。

今後も阿蘇くまもと空港では、さらなる航空需要の拡大が期待されており、当社としても引き続き、空港施設の利便性向上と快適な空港利用環境の実現に貢献してまいります。

※1:オープンスポットとは、旅客ターミナルビルに直接接続されていない駐機場で、搭乗橋を使用せず、バス等によって移動する形式のスポットです。

 

一覧へ戻る