2025年6月6日付 JALの見解に関する当社の意見
2025.06.16
2025年5月26日、当社は、日本航空株式会社(以下「JAL」)より提案された、当社の非公開化を目的とする株主提案(以下「JAL提案」)に対し、同年6月26日開催予定の定時株主総会に向け、反対の意見を表明いたしました。
これに対し、JALは6月6日付で当社の意見に対する見解(以下「JAL見解」)を公表いたしましたが、その内容には当社の認識する事実と大きく異なる点や、説明責任を果たしていない点が多く含まれております。
この1年間、当社は業績・株価ともに堅調に推移し、上場企業としての基準を適合したばかりで緊急性も合理性も見当たらない状況下でのJALの提案
1. 緊急性がない中で、当社を非公開化する(上場廃止する)
2. 3 社で支配する一方で、誰も子会社化はしない(誰も経営責任は取らない)
3. 少数株主のスクイーズアウトに必要な資金を、AGP 自身に負担させる
これらは、当社の中立性および少数株主の権利を著しく軽視するものであり、健全かつ持続的な企業運営に対し深刻な懸念を抱かせる内容です。特に、スクイーズアウトに必要な資金を当社が負担する案は、買収者が財務的責任を回避し、当社資産を流出させるものであり、将来の設備投資や人材確保に必要な資金を著しく損なうおそれがあります。