国土交通省 共創モデル実証プロジェクト「オフエアポート・チェックイン実証事業」への参画について

2024.02.02

当社は、国土交通省の「共創モデル実証プロジェクト」を活用し、「オフエアポート・チェックイン(以下、OAC)実証事業」に参画します。

全日本空輸株式会社(以下、ANA)、日本航空株式会社(以下、JAL)、中部国際空港株式会社、北海道エアポート株式会社、名古屋鉄道、株式会社Airporter、株式会社エージーピー、NPO法人次世代空港技術研究会等と「OAC推進プロジェクト」を立ち上げました。

OACとは、Web による事前チェックインにより、預け入れ手荷物のない観光客は空港到着後、直接保安検査場に進むことが可能であり、手荷物を携行する観光客は主要駅にて事前に預かることで空港での手続きを簡略化する仕組みです。
観光客は、出発までの間はスマートフォン等の専用アプリで、観光案内や手荷物の位置情報を把握することができるので、安心して手ぶらで観光を楽しめるため、利便性の向上と観光客の行動範囲が広がることによる観光消費の拡大が期待できます。また、観光地域においては、観光客が持ち込む手荷物により、地域住民の公共交通機関の利用阻害を防ぐことができます。

本OAC推進プロジェクトでは、このような公共交通機関の緩和や地域経済への貢献ならびに、安心・安全な観光旅行を実現する取り組みを検討しております。

このたび、本プロジェクトで、航空旅客の手荷物を名鉄名古屋駅に近接する施設で預かり、搭乗予定の飛行機に積み込み、目的地の空港まで直送する実証実験を実施することになりました。

本実証実験は、航空旅客と手荷物の分離による公共交通機関の混雑緩和と手ぶら観光の実現による広域観光周遊の移動利便性向上と、観光消費の拡大を目的として実施します。
詳細は下記のとおりです。
1.実施期間
2024年2月4日(日)~11日(日)
2.実施区間
名鉄名古屋駅⇒中部国際空港駅
JR札幌駅⇒新千歳空港駅
3.対象路線
ANA・JAL NGO-CTS(中部国際空港及び新千歳空港出発便のスマートフォンにて搭乗手続きが可能な旅客)

このOAC実証プロジェクトにおいて、当社は鉄道および空港の運用に係わるシステム構築に加え、運用アプリケーションの開発や手荷物位置情報の配信、RFID*などの電子タグを用いた技術検証等を担います。
*RFIDとは電波を用いてICタグの情報を非接触で読み書きする自動認識技術

令和6年2月2日(金)、中部国際空港、名鉄名古屋駅において、OACの受付やスマホアプリ体験が行われ、報道公開されました。

■読売新聞オンライン(動画あり)

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