JALに対する株主提案撤回および継続会賛同の要請ならびに監査役文書に関する調査要請について

2025年6月23日、日本航空株式会社（以下「JAL」という）から派遣された監査役を含む主要株主3社による監査役3名は、当社取締役に対し、株主提案に係る今後の検討継続に懸念を抱かせかねない威圧的な内容を含む文書（以下「派遣監査役発出文書」）を発出いたしました。

同文書については、6月24日の当社取締役会において、該当監査役3名より謝罪とともに撤回されましたが、その過程において、JALの関与が疑われる事実が複数確認されており、当社としても看過できない状況にあります。

このため当社は、本日JAL に対し、監査役発出文書の発案、作成及び発出までの一連の過程へのJAL 役職員及びJAL が起用する外部専門家の関与の有無・内容を速やかに調査し、その結果を当社に対して報告するよう要請しました。

あわせて、こうした状況下での株式併合議案の拙速な決議は、株主共同の利益を著しく損なうおそれがあることから、JAL による事実関係の調査・報告が完了するまでの間に株式併合議案の決議を強行されないようにするため、JALに対し、本株主提案の撤回、または当社が定時株主総会に提出を予定している継続会動議への賛同を要請しました。