阿蘇くまもと空港における「伸縮式誘導通路(PBR)」導入について
2025.07.04
当社では、航空機の運航に付帯する製品の開発および製作、販売・メンテナンスを行っております。
このたび、空港機能の拡充と航空需要の増大に対応するため、2025年3月20日より、熊本空港株式会社様により、阿蘇くまもと空港のオープンスポット※1として使用していた1番スポット向けに当社製「伸縮式誘導通路(Passenger Boarding Roof 以下PBRという) 」をご導入いただきました。PBRは、雨天や日差しといった天候の影響を軽減し、旅客サービスの向上に資するものです。
“阿蘇くまもと空港”では、2023年3月23日に新旅客ターミナルビルが開業し、2024年10月26日には第2期整備エリア「そらよかエリア」も開業されました。熊本県によりますと、”阿蘇くまもと空港”の2024年度における旅客数は、国内317万人(前年305万人)国際47万人(前年23万人)で、すでに過去最多を記録した昨年度の旅客数を上回っています。旅客数増加の要因として、インバウンド需要の回復で韓国、香港が就航する中、加えて台湾積体電路製造(TSMC)の工場建設や、それに伴う国際線貨物倉庫の新設計画など台湾における熊本県の認知度向上で旅客も好調に推移しています。
今後も、”阿蘇くまもと空港”におけるさらなる旅客需要の拡大が期待される中で、当社は引き続き、空港の利便性向上と快適な空港利用環境の実現に貢献してまいります。
※1:ターミナルから離れた駐機場